【W杯ベスト8展望】アルゼンチン、ブラジル、フランス、イングランドなど強豪国ずらり

カタールW杯

2022年カタールW杯も終盤に差し掛かり、ベスト8が出揃った。

番狂わせが多かった今大会では、アジア枠の3国やモロッコといった前評判があまり高くなかった国々がベスト16に進出したが、ベスト8に進出したのはやはりモロッコを除いて順当な国々である。

では、強豪国揃いの準々決勝を勝ち抜くのはどの国々になるのか、それぞれの対戦カードを展望していく。

 

準々決勝の対戦カード

まず、準々決勝の対戦カードは以下の通り。

 

①オランダ vs アルゼンチン

キックオフ(日本時間):2022年12月10日/4:00

会場:ルサイル・スタジアム

 

②クロアチア vs ブラジル

キックオフ(日本時間):2022年12月10日/00:00

会場:エデュケーション・シティ・スタジアム

 

③イングランド vs フランス

キックオフ(日本時間):2022年12月11日/4:00

会場:アル・ベイト・スタジアム

 

④モロッコ vs ポルトガル

キックオフ(日本時間):2022年12月11日/00:00

会場:アル・トゥマーマ・スタジアム

 

①オランダ vs アルゼンチン

まず両チームの勝ち上がりを大まかに振り返る。

 

オランダは堅守速攻を軸に、グルーブリーグを勝ち上がり、ベスト16ではアメリカに3対1で勝利。グループステージでは攻撃が上手くいかない試合もあったが、デパイがスタメンに戻ったアメリカ戦では流れるような攻撃を披露した。

 

一方、グループリーグ初戦のサウジアラビア戦で逆転負けを喫したアルゼンチン代表は、メキシコ戦とポーランド戦で勝利し、1位でグループリーグを突破。

今大会は脱メッシを図っていたアルゼンチン代表だったが、やはりこのチームはメッシ次第という感が否めない。

 

 

両チームのこれまでの戦い方を考慮すると、アルゼンチンが序盤からアグレッシブに仕掛け、オランダがしぶとく守るという試合展開が予想できる。

 

アルゼンチンは、メッシを筆頭にディ・マリア、L・マルティネス、J・アルバレスなど前線にタレントを揃え、そこに中盤のマク・アリスターやデ・ポウルが加わり攻撃を組み立てる。

対するオランダは、ファン・ダイク、アケ、ティンバーという鉄壁の守備陣を擁しており、彼らから得点を奪うのは至難の業だ。

 

この試合は、アルゼンチン攻撃陣とオランダ守備陣のマッチアップに注目だ。

 

②クロアチア vs ブラジル

まず両チームの勝ち上がりを大まかに振り返る。

 

前回大会で準優勝したクロアチアは、主力選手の高齢化などで前評判はそれほど高くなかったが、最大の強みである中盤の構成力は健在で相手に合わせたしたたかな戦いを見せた。ストライカー不足が懸念材料ではあるが、日本戦のペリシッチのように勝負強さを兼ね備えている。

 

一方、優勝候補筆頭のブラジルは、危なげなくグループステージを突破し、圧倒的な強さを見せつけた。ジェズスやアレックス・テレスなど負傷者が出ている点は気がかりだが、そのこと以外は懸念材料が見つからない。

 

両チームのこれまでの戦いを考慮すると、ブラジルが押し込み、クロアチアが我慢する試合展開が続きそうだ。

ブラジルはヴィニシウスとハフィーニャの両ウイングに強みをもっており、圧倒的なテクニック・スピードを持つ。この両ウイングは、対峙するクロアチアの両サイドバックに対して優位性を見せる可能性が高く、多くの得点チャンスを演出しそうだ。

対するクロアチアは、ベテラン選手が多いことや日本戦でPK戦までもつれたことを考慮すると、かなり劣勢を強いられるだろう。ただ、世界から熱視線を浴びるグヴァルディオルを中心に忍耐強く守れば、必ず得点機会が訪れるはずだ。

 

この試合は、両チームの汗かき役であるカゼミーロ(ブラジル代表)とブロゾビッチ(クロアチア代表)に注目だ。

 

③イングランド vs フランス

まず両チームの勝ち上がりを大まかに振り返る。

 

イングランドは大黒柱のケインを中心にサカ、フォーデン、マウントなどフレッシュな若手が上手く融合したダイナミックな攻撃を仕掛ける。特に、18歳でイングランドの中盤を任されているベリンガムは、強靭なフィジカルと攻撃センスを披露している。

一方、フランスはエンバペ、ジルー、グリーズマン、デンベレという恐怖の攻撃陣を擁し、ことごとく相手DFを粉砕してきた。中でも、エンバペのスピードは異常で、何もないところから一人でゴールを決めてしまう。

 

両チームのこれまでの戦いを考慮すると、両国とも前線に強みを持っているため、互いに相手FW警戒した慎重な展開になりそうだ。

 

ただ、両チームともオフェンスに強みを持っているが、ディフェンスには不安があるため、付け入る隙がある。

イングランドはウォーカーが復帰したことでややましになったが、CBのマグワイアとストーンズは身体能力が高いタイプではないので、フランスのカウンターに対応できるか不安だ。

対する、フランスはエンバペの守備対応やDFラインの背後の対応など、これまでの試合でもいくつもチャンスをつくられていた。

 

この試合は、両国のオフェンスよりもディフェンスに注目だ。

 

④モロッコ vs ポルトガル

まず両チームの勝ち上がりを大まかに振り返る。

 

モロッコは、ベルギーやクロアチアといった強豪国と同居するグループFを首位通過し、ベスト16では優勝候補のスペインにPK戦で勝利した。ハキミやジエシュなど欧州でプレーしている選手が多く、強豪国に引けを取らない技術力を持つ。

一方、ポルトガルはタレント力で言えば世界屈指であり、グループHを首位通過した。共にマンチェスターでプレ―しているベルナルド・シウバとブルーノ・フェルナンデスが、タレント集団を中盤で司りゲームを支配する。

 

両チームのこれまでの戦いを考慮すると、ポルトガルがボールを支配し、モロッコがカウンターを仕掛ける展開になると予想。

 

前評判はポルトガルに分があると見られているが、モロッコが勝利する可能性は十分あるだろう。

モロッコはスペイン戦のようにしっかりとブロックを敷いてカウンターを仕掛けることもできるし、高い身体能力と技術力でオープンな展開にも対応できる柔軟性がある。

ポルトガルはスイス戦のように序盤で得点を取り流れに乗れるといいが、終盤までロースコアで進んだ場合は注意が必要だ。

 

この試合は、スペイン戦で覚醒したGKボノとポルトガル攻撃陣の対決に注目だ。

 

 

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