『サッカーの聖地』として、FAカップ決勝やサッカーイングランド代表の試合会場として使用されている「ウェンブリー・スタジアム」。
本記事では、イギリス・ロンドンにある「ウェンブリー・スタジアム」へのアクセスを紹介します。
ウェンブリー・スタジアム
ウェンブリー・スタジアムは、2002年に解体された旧ウェンブリー・スタジアムの敷地内に新たに建設され、英フットボール・アソシエイションが所有しています。
イギリス最大のスタジアムで、FAカップ決勝やサッカーイングランド代表の試合会場として使用されているほか、ラグビーやコンサートが行われることもあります。
ちなみに、2023-24チャンピオンズリーグ決勝の会場に決まっています。
スタジアムの設計は、”POPULOUS”と”Foster and Partners”を中心に進められ、ロンドンのランドマークにもなっている、高さ133mにも及ぶ巨大なアーチ(ウェンブリー・アーチ)がスタジアムを覆っています。
建設費は7億9800万ポンドにも及び、最も高価なスポーツスタジアムのひとつです。
・POPULOUSは、MLSオーランド・シティSCの本拠地「エクスプロリア・スタジアム」の設計など、様々なスポーツスタジアム設計の実績があります。
・Foster and Patnersは、カタールW杯決勝の会場「ルサイル・アイコニック・スタジアム」の設計を担当した実績があります。
ウェンブリー・スタジアムの入り口には、1966年のFIFAワールドカップでイングランド代表の圧優勝に貢献した主将ボビー・ムーアの銅像が建てられています。
また、ウェンブリー・スタジアムは、2600以上のトイレやエスカレーターなどを完備しており、訪れる観客を盛大に迎える設備が整っています。
続いて、「ウェンブリー・スタジアム」へのアクセスを紹介します。
ウェンブリー・スタジアムへのアクセス
ロンドンには5つの空港があり、日本から直行便が運航しているのは「ロンドン・ヒースロー空港」です。
その他、中東やヨーロッパの経由便であれば「ロンドン・ガトウィック空港」なども利用できます。
航空券代は時期によって変動するため、早めに確認しておくと良いでしょう。
「空港 ⇒ ウェンブリー・スタジアム」の移動は、ロンドン交通局が運営している鉄道・バスがおすすめです。(ロンドン市内からの移動でも、鉄道やバスが便利)
《鉄道》
運行本数が多く、観光名所への移動に便利です。
運賃:ゾーン・区間に応じて異なる
《バス》
2階建てバスが特徴的で、ロンドンの街並みを楽しめます。
運賃:距離に関係なく一律1.5ポンド
ロンドンの交通機関を利用するときの必須アイテムは”オイスターカード” と呼ばれるICカードです。
オイスターカードは、日本のSuicaのようなプリペイド式カードで、鉄道やバスなど交通機関を利用する際にとても便利です。(カード割もある。)
オイスターカードは、駅構内で購入可能なので、ロンドンに到着したら最初に購入しましょう。
※運賃や運行状況などは、ロンドン交通局の公式サイトをご確認ください。
また、お急ぎの場合は、タクシーを利用を検討しましょう。
ロンドンのタクシーは「ブラックキャブ」と呼ばれ、難しい試験に合格した人が運転手を勤めています。
したがって、タクシー運転手に頼めば安心してロンドン市内を移動できます。
一方、ロンドン市内には「ミニキャブ」と呼ばれる個人タクシーも運航しており、「ブラックキャブ」に比べて割安なのが特徴です。
その他、UberやLyftなどライドシェアサービスも充実してます。
ロンドンは交通機関が発達しているので、目的や日程に合わせて選択すると良いでしょう。
宿泊施設については、アクセス・利便性・充実度を考慮してもロンドン中心部がおすすめです。
ロンドン市内のホテルは、空港までの送迎サービスをつけている場合もあるので、予約前にチェックしておくと良いと思います。