【マッチレビュー】物議のW杯準々決勝 ブラジルvsクロアチア、オランダvsアルゼンチン

ブラジル vs クロアチア

優勝候補筆頭のサッカー王国ブラジルと前大会の準優勝国クロアチアが準々決勝で対決。

 

ブラジルはヴィニシウスとラフィーニャのWGで、どれほど優位性を出せるか。対するクロアチアは、日本戦で延長戦を戦っていたこともあり、フィジカル面が心配という状況。

試合前の予想では、選手の質でもフィジカル面でもブラジルが圧倒的に有利であると思われていましたが、試合が始まってみると、クロアチアの選手たちは、日本と延長戦を戦い抜いたとは思えないエネルギッシュなプレーを披露。また、ブラジルの強力なWGに対しての対応が素晴らしく、ほとんど見せ場を作らせませんでした。

 

おそらく、クロアチアとしては前回大会、そして日本戦でも延長戦・PK戦の末に勝利しているため、PK戦まで持ち込めれば勝てるという自信や余裕があったはず。

一方、ブラジルはその逆。試合終盤に差し掛かると、ネイマールを含めブラジルの選手たちに焦りや苛立ちが見え始めました。

 

延長戦に入ると、ネイマール、ロドリゴ、パケタの流れるようなパスワークでクロアチア守備陣の中央を切り裂き、最後はネイマールが落ち着いてゴール。これで、万事休す。

と、誰もが思っていたはずだが、117分にカウンターからペトコヴィッチが値千金の同点弾。

 

正直、今日のペトコヴィッチは、前線で起点をつくれずダメだなーと思っていましたが、103分にドリブルで相手をかわしブロゾビッチにパスを出したシーンから流れに乗れた印象。

 

結果論ですが、ブラジルは先制し守りに入ったことが、失敗だったのかなと。現地では、ミリトンとアレックス・サンドロの交代に非難が殺到しているようですが。

 

まぁ、PK戦になればクロアチアが勝つだろうと思っていましたが、今日もリバコビッチが活躍しクロアチアが勝利。それにしてもクロアチアのPKが上手い。

 

オランダ vs アルゼンチン

オランダ対アルゼンチンの試合は長年因縁を抱える対決。

 

試合前は堅い試合になるだろうと予想していましたが、序盤からオープンな展開が続き面白い試合でした。

 

35分、ゴール前に走り込んだモリーナがメッシからの絶妙なパスを受け、冷静にゴールに流し込む。

73分、アクーニャが獲得したPKをメッシが決め、2-0に。

 

正直、この段階で勝負は決まったと思いました。なにしろ、オランダは83分にウェグホルストとがゴールを決めるまで、後半にシュートを打てていませんでしたから。

 

83分、ベルハイスのクロスをウェグホルストがヘディングでゴールに流し込み、2-1に。

101分、ペナルティエリア付近のFKで、コープマイネルスからウェグホルストへパス、冷静にゴールを決め、2-2に。そして、延長へ。

この場面でトリックプレーをするのかと、度肝を抜かれましたが、ウェグホルストは過去に同じようなセットプレーでゴールを決めていたようです。

 

延長戦ではアルゼンチンのペースで試合が進み、何度が決定機を作りましたが得点は生まれず、PK戦へ。

PK戦では、アルゼンチンGKマルティネスが2本シュートストップし、アルゼンチンが勝利。

 

ただ、この試合の判定には物議を醸しています。

まず、アルゼンチンMFパレデスがオランダDFアケをスライディングで倒し、転がっているボールをオランダベンチへ蹴り込むという悪行を行った。これに対してオランダ側が怒り、両チームが入り乱れる事態に。

パレデスの行為に対しイエローカードが提示された。

 

続いて、ウェグホルストがメッシにアフタータックルを仕掛けたシーン。

公平に見て、ウェグホルスト(すでにイエローカードをもらっていた)にイエローカードが出もおかしくない場面だった。

 

ふたつの場面でレッドカードが提示されてもおかしくなかったが、アントニオマテウ主審はレッドカードを提示して試合を壊したくなかったのではないかと推察。

この試合では、誰にイエローカードが出てるのか分からないほど大量のイエローカードが提示され、両チームが入り乱れる場面が何度もあった。

 

おそらく、この試合は今後も語り継がれる試合になるだろう。

 

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