2018年オフに契約を4年延長し、2022年シーズン終了後に契約満了となるデーブ・ロバーツ監督。ドジャースを率いた6年間で342勝330敗、MLB歴代5位の勝率.622という好成績を残し、チームを地区優勝5回、リーグ優勝3回、ワールドシリーズ制覇1回に導いた。
現地では「FA選手と契約する前にロバーツ監督と契約延長すべきだ」という声が上がるなど、契約延長を望む声が多い。
ロバーツ監督はポストシーズンで奇策に出るなど采配面で批判されることがあるが、コディ・ベリンジャーやコーリー・シーガーを筆頭とする若手育成やマックス・マンシーやクリス・テイラーなど中堅選手の再生に成功するなど、ドジャース内部からの信頼は厚い。
特に、ロバーツ監督のコミュニケーション力は突出しており、選手やスタッフと積極的にコミュニケーションを取りクラブハウスの環境を整えてきた。2002年にドジャースに入団した石井一久は「ロバーツが一番話しかけてくれた」とコメントしており、ロバーツ監督のコミュニケーション能力の高さがうかがえる。
米メディアはドジャースがロバーツ監督と契約延長する可能性は高いと見ており、ドジャースの強さは今後も続きそうだ。