ツインズとの大型トレードで2015年MVPのジョシュ・ドナルドソンを獲得したヤンキースだが、実は一抹の不安を抱えていた。
それは、ドナルドソンとゲリット・コールの確執についてだ。
昨年、コールは回転数減少による成績低下をたびたび指摘されていたが、ドナルドソンはその原因について粘着性物質を禁止にしたからだと言及。つまり、コールが好成績を収めてこれたのは粘着物質によるものだと、遠回しに発言したのだ。
ドナルドソンの指摘に対し、コールは「ドナルドソンにも発言の権利がある。」と冷静な対応を見せたものの、ドナルドソンとコールの”不仲説”が噂され始めた。
このような一連の流れを追っていくと、今回のドナルドソン移籍は大きな衝撃が走った。
Brian Cashman says he called Gerrit Cole last night to give him a heads-up that the Yankees were about to acquire Josh Donaldson. Cashman said Cole told him, “I’ll be fine.”
— Lindsey Adler (@lindseyadler) March 14, 2022
ただ、ドナルドソン獲得に奔走したブライアン・キャッシュマンGMは事前にコールに電話をしており「私は大丈夫です。」と了承済みだったようだ。
”不仲説”が囁かれていたコールとドナルドソンはどのような関係を構築していくのか今季のヤンキースに注目だ。