ボルチモア・オリオールズはシーズンが短縮した2020年を除くと、3年連続で100敗以上を喫している。
そんなオリオールズの救世主になり得る選手が今年メジャーに昇格しそうだ。
その名はアドリー・ラッチマン、24歳の捕手だ。
ラッチマンとは?
では、ラッチマンどのような選手なのか見ていく。
ラッチマンは2019年MLBドラフト全体1位でオリオールズに指名され、オリオールズの将来を担う逸材として大きな期待を背負った。
未だメジャーでの出場経験はないが、マイナーで着実に結果を残し、2022年のプロスペクトランキングでは1位にランクインした。
かつてプロスペクトランキング1位となった選手には、大谷翔平やブライス・ハーパーなど現役で活躍している選手が名を連ねており、メジャーでの活躍はほぼ確実とみられている。
オリオールズが獲得するべきFA選手はこちらの記事で考察している
アメリカでの評価
では、アドリー・ラッチマンがアメリカでどのように評価されているのか見ていく。
攻撃面
ラッチマンが高く評価されている要因の一つとして、卓越した打撃センスが挙げられる。
昨シーズンのラッチマンの打撃成績は123試合に出場し、打率.285、129安打、23本塁打であり、捕手として打撃面でも期待できる。
なにより、スイッチヒッターという点も評価が高く、かつてオリオールズでプレーしたマット・ウィータースと比較されている。
守備面
ラッチマンは守備面でも一定の評価をされているが、特に投手の力を引き出す能力について高い評価を得ている。
投手と頻繁にコミュニケーションを取ることを心掛けているようで、イニングが終わる毎に投手と会話している様子を目撃されている。
また、肩も良いため捕手として完成されつつある。
ただ、捕手ということもあり怪我を心配している評論家が多い。
まとめ
アドリー・ラッチマンは、間違いなくオリオールズの未来を担う選手であり、今後さらに成長するだろう。
メジャー昇格後、すぐに活躍できるかは分からないが、長期的な視点をもって見守っていきたい選手だ。