主力選手を大量放出したオークランド・アスレチックス。
本記事では、「アスレチックスの試合を現地観戦したい!」「オークランドを訪れる予定がある!」という人に向けて、オークランド・アスレチックスの本拠地「オークランド・コロシアム」について詳しく紹介します。
オークランド・アスレティックスってどんな球団?
オークランド・アスレチックスは1901年に創設され、現在はロサンゼルス・エンゼルスやシアトル・マリナーズと同じア・リーグ西地区に所属しています。
1900年代はワールドシリーズ連覇を3度成し遂げるなど強豪球団でしたが、1990年を最後にワールドシリーズに進出できていません。
アスレチックスと言えば、セイバーメトリックスを利用してチーム強化を行ったことでも有名です。
この様子を映画化した「マネーボール (字幕版)」はアメリカ国内のみならず、日本でもヒットしました。興味のある方は是非ご覧になってみてください。
また、日本人選手としては、松井秀喜や岡島秀樹などが所属していました。
2022年シーズンは、主力選手だったマット・チャップマンやマット・オルソンなどが移籍したため、厳しいシーズンになりそうです。
ちなみに、「フォレスト・ガンプ/一期一会」や「グリーンマイル」なども出演していたトム・ハンクスは、熱狂的なアスレチックスファンとして知られています。
続いて、アスレチックスの本拠地「オークランド・コロシアム」を紹介します。
オークランド・コロシアム
オークランド・スタジアムは1966年9月18日にオープンし、当初NFLのオークランド・レイダーズの本拠地として使用されていましたが、アスレチックスがオークランドに移転してきた1968年以降はアスレチックスの本拠地としても使用されています。
NFLと兼用の球場であったため、MLBで最もファールゾーンが広く、投手有利の球場と言われています。
ちなみに、本塁打パークファクターの数値が1を下回るシーズンが多くあり、ホームランが出にくい球場と言われています。
また、NBAゴールデンステート・ウォリアーズの旧本拠地「オラクル・アリーナ」が隣接しており、試合当日は沢山の観客で溢れかえっていました。
ただ、アスレチックスの試合に限って言えば、主力選手の大量放出に伴う成績不振により、平均観客動員数は毎年MLB最下位レベルです。
加えて、オークランド・コロシアムの評価は低く、不満を抱いているファンも少なくありません。そこで、2023年に本拠地を移転すると発表しました。(移転については未定となっている)
最後に、「オークランド・コロシアム」への行き方を紹介します。
オークランド・コロシアムへの行き方
日本からオークランドへ直行便が運航していないため、「サンフランシスコ国際空港」から「オークランド・コロシアム」への移動方法を紹介します。
「サンフランシスコ国際空港」から「オークランド・コロシアム」への移動は、BARTと呼ばれる鉄道を利用するのがおすすめです。
乗り方は、San Francisco International Airport駅(イエローライン)で乗車し、Balboa Park Station駅でブルーラインに乗り換え、Coliseum駅で下車します(約1時間)。
Coliseum駅からオークランド・コロシアムまではすぐなので徒歩で向かいます。
また、オークランドは治安があまり良くなく、宿泊施設も充実しているわけではないので、出来ればサンフランシスコで宿泊施設を見つけた方が良いと思います。滞在費を極力抑えたい場合は、様々な予約サイトの値段を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
アスレチックス戦の観戦チケットは比較的入手しやすいため、焦って購入する必要はないでしょう。
まとめ
オークランド・アスレチックスの本拠地「オークランド・コロシアム」は決して評価が高い球場とは言えませんが、オークランドを訪れた際は足を運んでみてください。