2014年以来の地区優勝を目指すデトロイト・タイガース。
本記事では、「タイガースの試合を現地観戦したい!」「デトロイトに行く予定がある!」という人に向けて、デトロイト・タイガースの本拠地「コメリカ・パーク」を紹介します。
デトロイト・タイガースってどんな球団?
デトロイト・タイガースは、1894年に創設され、現在はシカゴ・ホワイトソックスやミネソタ・ツインズと同じア・リーグ中地区に所属しています。MLB球団は本拠地や球団名を変えることが多々ありますが、タイガースは球団創設以降、本拠地と球団名を変えていない珍しい球団です。
タイガースはリーグ優勝11回、ワールドシリーズ制覇4回の実績を持っていますが、1984年以降ワールドシリーズを制覇できていません。
日本では「タイガース」と言えば阪神タイガースですが、実は阪神タイガースという球団名はMLBのタイガースが由来となっているそうです。
2000年代初頭には、木田優夫と野茂英雄が所属していましたが、現在は日本でなじみの薄いMLB球団のひとつではないでしょうか。
成績が伴っていた2010年代前半はMLB屈指の観客動員数を誇っていましたが、近年は成績低迷に伴い観客動員数が減少しています。
ちなみに、世界的ラッパーのエミネムは、熱狂的なタイガースファンとして知られています。
2022年シーズンは、新加入のハビアー・バエズやミゲル・カブレラを中心に2014年以来の地区優勝を目指しています。
続いて、タイガースの本拠地「コメリカ・パーク」を紹介します。
コメリカ・パーク
コメリカ・パークは2000年4月11日に初めてのMLB公式戦としてデトロイト・タイガース対シアトル・マリナーズ戦が行われました。
球場の広さはMLB屈指であり、パークファクターによるとホームランの数値はあまり高くありませんが、スリーベースヒットの数値が極端に高い球場です。ですが、改修工事によりフィールドがやや小さくなったので、建設当初に比べてホームランが出やすくなりました。
コメリカ・パークの名物と言えば、球場内に設置されている8体の巨大の虎で、タイガースの選手がホームランを打ったりタイガースが勝利したりした時に、虎の目が光る演出が行われます。
また、球場は1990年代にMLBで流行したレトロクラシックの建築様式を用いており、球場の外装はレンガや鉄骨が利用されています。
その他のレトロクラシックの球場はボルチモア・オリオールズの本拠地「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」やシカゴ・ホワイトソックスの本拠地「ギャランティード・レート・フィールド」などがあります。
▶「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」の特徴と行き方を紹介
▶「ギャランティード・レート・フィールド」の特徴と行き方を紹介
最後に、「コメリカ・パーク」への行き方を紹介します。
コメリカ・パークへの行き方
日本からデトロイトへ直行便が運航しているので、「デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港」から「コメリカ・パーク」への移動方法を紹介します。
「デトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港」から「コメリカ・パーク」へ移動するには、バスがおすすめです。ただ、デトロイトは車社会であるため、レンタカーやタクシーなどで移動も可能です。
移動方法は、まず「Metro Airport McNamara Terminal」で乗車し、「Woodward +Clifford SB」で下車します。Woodward +Clifford SBからコメリカ・パークまでは徒歩数分で到着します。
また、デトロイトはアメリカ屈指の危険都市なので、初めての方や不安な方は前もってホテルを予約しておいた方が良いでしょう。ただ、滞在費を極力抑えたい人は、様々な予約サイトの値段を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
タイガースの試合観戦チケットは当日でも購入可能なので、急いで購入する必要はないと思います。
まとめ
デトロイト・タイガースの本拠地「コメリカ・パーク」に行く機会はあまりないかもしれませんが、観戦に訪れる際は是非楽しんでください。