ホセ・ラミレスを中心としているクリーブランド・ガーディアンズ。
本記事では「ガーディアンズの試合を現地観戦したい!」「クリーブランドに行く予定がある!」という人に向けて、クリーブランド・ガーディアンズの本拠地「プログレッシブ・フィールド」を詳しく紹介します。
クリーブランド・ガーディアンズってどんな球団?
クリーブランド・ガーディアンズは1901年に創設され、現在はアメリカンリーグ中地区に所属しています。
ガーディアンズは地区優勝10回、ワールドシリーズ制覇2回の実績がありますが、最後にワールドシリーズを制覇したのは1948年で、MLB球団の中で最もワールドシリーズ制覇から遠ざかっている球団です。
1990年代後半から2000年頃までは、マニー・ラミレスやジミ・トーミなどMLB屈指のスター選手が在籍し黄金期を迎えたため、1995年から2001年まで455試合連続満員御礼という記録を残しました。
ちなみに、1994年に本拠地「プログレッシブ・フィールド」が開場したことも観客動員数増加に起因していると思います。
しかし、2010年以降は観客動員数が減少し、近年はMLB球団で最下位レベルの観客動員数になっています。
2022年シーズンは、ホセ・ラミレスを中心に2018年以来のポストシーズン進出を狙っています。
1989年にはクリーブランド・ガーディアンズを舞台にした映画「メジャーリーグ」が公開され、アメリカのみならず日本でも知名度が上がりました。
映画「メジャーリーグ」に興味がある方はAmazon Primeビデオでご覧になれます。
続いて、クリーブランド・ガーディアンズの本拠地「プログレッシブ・フィールド」を紹介します。
プログレッシブ・フィールド
プログレッシブ・フィールドは1994年にオープンし、同年4月4日に初のMLB公式戦としてシアトル・マリナーズ戦が行われました。
プログレッシブ・フィールドは当時人気を博していたレトロクラシックの球場で、オープン当初は平均40,000人以上の観客が観戦に訪れましたが、現在は人気が低迷しており1試合あたり20,000人程度しか来場客がいません。
MLBでは「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」が建設されて以降、レトロクラシック球場の建設ブームが起き、プログレッシブ・フィールドの他にコロラド・ロッキーズの本拠地「クアーズ・フィールド」やサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地「オラクル・パーク」などが建設されました。
▶「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」の特徴と行き方を紹介!
また、MLBの球場は基本的に鳴り物での応援が禁止されていますが、プログレッシブ・フィールドはMLB唯一の鳴り物での応援が許されている球場です。
最後に、「プログレッシブ・フィールド」への行き方を紹介します。
プログレッシブ・フィールドへの行き方
日本からクリーブランドへ直行便が運航していないので、シカゴやアトランタを経由して「クリーブランド・ホプキンス国際空港」へ向かいます。
「クリーブランド・ホプキンス国際空港」から「プログレッシブ・フィールド」への移動は、鉄道がおすすめです。鉄道(Red Line)を利用すると、空港から球場まで乗り換えなしで移動できるため、初めての方でも不便ないと思います。
乗り方は、「Airport Station」で乗車し、「Tower City-Public Square Station」で下車します。Tower City-Public Square Stationから球場までは徒歩10分ほどで到着します。
お急ぎの場合は、タクシーを利用すると20分ほどで移動できます。
クリーブランドはアメリカ内でも特に治安が悪い地域の1つなので、球場周辺に宿泊施設を予約したほうが良いと思います。なお、滞在費を極力抑えたい場合は、様々な予約サイトの価格を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
ガーディアンズ戦のチケットは比較的入手しやすいため、焦って購入する必要はないですが、事前に購入していたほうが無難です。
まとめ
クリーブランド・ガーディアンズの本拠地「プログレッシブ・フィールド」はレトロクラシックのデザイン性に富んだ球場であるため、試合観戦をしなくても見る価値はある球場です。
クリーブランドを訪れる際は是非立ち寄ってみてください。