シーズンオフに主力の大量放出を敢行したシンシナティ・レッズ。
本記事では、「シンシナティ・レッズに試合を現地観戦したい!」「シンシナティを訪れる予定がある!」という人に向けて、シンシナティ・レッズの本拠地「グレート・アメリカン・ボール・パーク」を紹介します。
シンシナティ・レッズってどんな球団?
シンシナティ・レッズは1881年に創設され、現在はナショナルリーグ中地区に所属しています。
レッズは地区優勝10回、リーグ優勝9回、ワールドシリーズ制覇5回の実績を持ちますが、リーグ優勝とワールドシリーズ制覇は共に1990年以降成し遂げられておらず、低迷期が続いています。
成績低迷に伴い観客動員数が伸び悩んでおり、現在は1試合平均20,000前後の観客しか来場していません。
また、レッズは同じオハイオ州に本拠地を置くクリーブランド・ガーディアンズとライバル関係を築いており、熾烈な戦いを繰り広げています。
長らくレッズに日本人選手は所属していませんでしたが、2020年にようやく秋山翔吾が移籍し、30番目の日本人選手が所属したMLB球団になりました。
2022年シーズンは、主力を大量放出に伴う戦力ダウンが不安視されており、厳しい戦いが予想されます。また、シーズン開始前に秋山翔吾が退団しました。
続いて、レッズの本拠地「グレート・アメリカン・ボール・パーク」を紹介します。
グレート・アメリカン・ボール・パーク
グレート・アメリカン・ボール・パークは2003年にオープンし、同年3月31日に初のMLB公式戦としてピッツバーグ・パイレーツ戦が開催されました。
この球場は左中間と右中間のふくらみが小さくフェンスも高くないため、MLB屈指のホームランが出やすい球場として知られており、本塁打パークファクターの数値は毎年MLBトップクラスです。
また、レッズの選手がホームランを打ったり、レッズが勝利したりすると、右中間スタンドに設置されている2本の煙突から花火が打ち上ります。
ライトスタンド後方にはオハイオ川が流れており、レトロチックな球場とのどかな川の流れが上手くマッチしています。
最後に、「グレート・アメリカン・ボール・パーク」の行き方を紹介します。
グレート・アメリカン・ボール・パークへの行き方
日本からシンシナティへの直行便は運行されていないので、デトロイトやシカゴなどを経由して「シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港」へ向かいます。
「シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港」から「グレート・アメリカン・ボール・パーク」への移動は、TANK(2X)という路面バスを利用すれば乗り継ぎなしで移動できます。乗り方は、「CVG Airport Terminal」で乗車し、「4th St & Sycamore St」で下車します。
4th St & Sycamore Stから球場までは徒歩5分ほどで到着します。
また、シンシナティのダウンタウンに位置している球場周辺には、多くの宿泊施設があります。滞在費を極力抑えたい人は、様々な予約サイトの値段を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
チケットは比較的に入手しやすいので、急いで購入する必要はないでしょう。
まとめ
シンシナティ・レッズの本拠地「グレート・アメリカン・ボール・パーク」は、工業で栄えたシンシナティの街並みとうまくマッチした趣のある球場です。
シンシナティを訪れた際は、是非立ち寄ってみてください。