ア・リーグ中地区2連覇を目指しているシカゴ・ホワイトソックス。
本記事では、「シカゴ・ホワイトソックスにの試合を現地観戦したい!」「シカゴを訪れる予定がある!」という人に向けて、シカゴ・ホワイトソックスの本拠地「ギャランティード・レート・フィールド」を詳しく紹介します。
シカゴ・ホワイトソックスってどんな球団?
シカゴ・ホワイトソックスは1900年に創設され、現在はデトロイト・タイガースやカンザスシティ・ロイヤルズと同じア・リーグ中地区に所属しています。
ホワイトソックスはリーグ優勝6回、ワールドシリーズ制覇3回の実績を誇ります。最後にワールドシリーズを制したのは2005年で、この時は現ロッテ監督の井口賢仁が主力として活躍していました。
ホワイトソックスは、同じくシカゴに本拠地を置くシカゴ・カブスに比べると人気が劣りますが、バラク・オバマ前大統領がファンであることを公言したことで、若干知名度が上昇しました。
かつては高津臣吾、井口資仁、福留孝介が所属していましたが、近年は日本人選手が所属していない為、日本ではあまり注目されないMLB球団のひとつです。ただ、2022年に鈴木誠也がシカゴ・カブスに移籍したことで、シカゴを訪れる日本人が増えるかもしれませんね。
2022年シーズンは、昨年に引き続き充実した戦力を誇り、ワールドチャンピオン候補のひとつに数えられています。注目選手はティム・アンダーソン(遊撃手)です。
続いて、ホワイトソックス本拠地「ギャランティード・レート・フィールド」を紹介します。
ギャランティード・レート・フィールド
ギャランティード・レート・フィールドは1991年にオープンし、同年4月18日に初のMLB公式戦としてデトロイト・タイガース戦が行われました。
ギャランティード・レート・フィールドは、若干ライトフィールドが広いですが、ほぼ左右対称のフィールドであり、フェンスがわずか2.4mしかないため、本塁打パークファクターの数値は毎年1を上回るホームランが出やすい球場として知られています。
シカゴ・ホワイトソックスの選手がホームランを打つと、スコアボード上に設置されている7つの風車が爆音で回り、花火が打ち上るという演出が為されますので、観戦に訪れる際は注目してみてください。
また、ギャランティード・レート・フィールドは1990年代に建設されたたため、当時大流行した外装にレンガと鉄鋼を利用したレトロクラシックという建築様式が利用されています。
MLBでレトロクラシックの球場建設ブームの火付け役となったボルチモア・オリオールズの本拠地「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」やその他のレトロクラシックの球場については以下の記事で紹介しています。
▶「オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ」の特徴と行き方を紹介!
ちなみに、ホワイトソックス戦の観客動員数は毎年MLB下位にランクインしており、同じシカゴに本拠地を置くシカゴ・カブスに大きく差を広げられています。
鈴木誠也が所属しているカブスの本拠地「リグレー・フィールド」から「ギャランティード・レート・フィールド」までは鉄道で30分程の距離なので、時間に余裕がある方は2つの球場を訪れてみてもいいかもしれません。
最後に、「ギャランティード・レート・フィールド」への行き方を紹介します。
ギャランティード・レート・フィールドへの行き方
日本からシカゴへ直行便が運航しているので、「シカゴ・オヘア国際空港」から「ギャランティード・レート・フィールド」への移動方法を紹介します。
「シカゴ・オヘア国際空港」から「ギャランティード・レート・フィールド」への移動は、鉄道がおすすめです。シカゴは公共交通機関が発達しているため、鉄道以外にバスやタクシーを利用することもできます。
鉄道を利用する場合、まずブルーラインの「O’Hare駅」で乗車し、「Washington 駅」で下車します。続いて、レッドラインの「Lake駅」で乗車し、「Sox-35th駅」で下車します。Sox-35th駅からギャランティード・レート・フィールドまではすぐなので徒歩で移動できます。
また、ギャランティード・レート・フィールドの周辺は宿泊施設があまり充実していないため、シカゴのダウンタウン周辺のホテルを探したほうが良いと思います。滞在費を極力抑えたい場合は、様々な予約サイトを一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
まとめ
シカゴ・ホワイトソックスは同じシカゴに本拠地を置くカブスの影響であまり注目を集めませんが、野球専用球場である本拠地「ギャランティード・レート・フィールド」での試合観戦は格別です。
シカゴを訪れる際は、是非立ち寄ってみてください。