澤村拓一が所属しているボストン・レッドソックス。
本記事では、「レッドソックスの試合を現地観戦したい!」「ボストンを訪れる予定がある!」という人に向けて、レッドソックスの本拠地「フェンウェイ・パーク」を詳しく紹介します。
ボストン・レッドソックスってどんな球団?
ボストン・レッドソックスは1901年に創設され、リーグ優勝14回・ワールドシリーズ8回を誇る強豪球団で、同じアメリカンリーグ東地区に所属しているニューヨーク・ヤンキースとはライバル関係にあります。
また、レッドソックスはMLB屈指の人気球団でありレッドソックスの本拠地「フェンウェイ・パーク」の観客動員率は毎年MLBトップクラスです。
レッドソックスは1918年にワールドシリーズ制覇を成し遂げて以降、ワールドチャンピオンから遠ざかっていましたが、2004年に86年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げると2007年・2013年・2018年と立て続けにワールドシリーズを制覇しました。
さらに、松坂大輔や上原浩治など活躍した日本人選手も多く、日本人にとっても馴染みのある球団ではないでしょうか。
2022年シーズンは、ラファエル・デバースやザンダー・ボガーツを中心に戦力が充実しているため、世界一を成し遂げた2018年以来の地区優勝を目指しています。
また、澤村拓一が所属しているため日本でも注目を集めている球団のひとつです。
続いて、レッドソックスの本拠地「フェンウェイ・パーク」を紹介します。
フェンウェイ・パーク
フェンウェイ・パークは1914年4月20日に初めてMLBの試合が開催され、現在使用されているMLBの球場の中では最も古い球場です。
フェンウェイ・パークはボストンの限られたスペースに建設された為、左右非対称な球場かつMLB屈指の人気球団でありながら収容可能人数が少ないため、満員になることが多くあります。
フェンウェイ・パークはレフト・ライトまでの距離が共に95mに満たないが、レフトフェンスには高さ11m以上の名物「グリーンモンスター」がそびえたち、右中間までは115m弱ある為、ホームランが出にくく本塁打パークファクターによると投手有利の球場とされています。
ちなみに、「フェンウェイ」とはボストン中心街の名称であり、フェンウェイ・パークは現在フェンウェイスポーツグループが所有しています。
フェンウェイスポーツグループ(Fenway Sports Group)とは、ボストンに本社を置くスポーツ会社で、レッドソックス以外に、英プレミアリーグ・リヴァプールFCの親会社でもあります。
したがって、ウェンウェイスポーツグループは、フェンウェイ・パークとリヴァプールのホームスタジアムであるアンフィールドを所有しています。
また、フェンウェイ・パークは後に建設された球場に大きな影響を与えており、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地「オラクル・パーク」はその一例です。
最後に、フェンウェイ・パークへの行き方を紹介します。
フェンウェイ・パークへの行き方
日本からボストンまでは直行便が運航しているため。「ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港」から「フェンウェイ・パーク」への移動方法を紹介します。
「ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港」から「フェンウェイ・パーク」への移動方法はいくつかありますが、個人的には所要時間が少ないタクシーがおすすめです。所要時間は、タクシーであれば15分ほど、地下鉄であれば1時間ほどです。
ただ、ボストン市内は公共交通機関が発達しているため、初めての方でも不便なく移動できると思います。
宿泊施設は球場周辺にもいくつかありますが、それほど充実しているわけではないため、ダウンタウン周辺の宿泊施設を探したほうがいいでしょう。滞在費を極力抑えたい人は、様々な予約サイトの値段を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】がおすすめです。
また、ボストン・レッドソックスの観戦チケットはMLBで最も入手困難なので、日程が決まっている人は事前にオンラインストアで購入しておいた方がいいと思います。
ちなみに、ボストンはアメリカ国内では比較的治安の良い地域なので、過剰に心配する必要はありませんが、危険なエリアに立ち寄らないなど最低限の注意は払いましょう。
まとめ
MLB屈指の人気球団ボストン・レッドソックスの観戦チケットを入手するのは大変ですが、レッドソックスファンならば一度は本拠地「フェンウェイ・パーク」を訪れてみてください。
試合観戦をする場合は事前にチケットを購入することを忘れずに。