Jリーグクラブへの入団方法は?ドラフト制度がない?

Jリーグ

Jリーグクラブへの入団方法はあまり知られていない。

日本プロ野球ではドラフト会議によって各球団が指名権を獲得し、獲得希望選手との交渉がスタートする。その後、交渉の末に入団が正式に決まる。

一方、Jリーグでは全く異なった方法で新人選手を獲得する。

結論から言うと、Jリーグではドラフト制度はない。では、どのように新人選手を獲得しているのでしょうか。

 

主な入団方法は2つ

 

Jリーグクラブへの入団方法は主に2つあります。ひとつはアカデミー(下部組織)からの昇格。もうひとつは、外部(高校や大学など)からの新卒採用である。以下でより詳しく解説する。

 

アカデミー(下部組織)からの昇格

JリーグUー18チームで育てた選手は、そのクラブに契約の優先権がある。

近年は高校出身プレイヤーが増えていると話題になっているが、まだまだ下部組織出身のプレイヤーは数多くいる。例えば、日本代表で活躍している吉田麻也選手(名古屋グランパスU-18)や酒井宏樹選手(柏レイソルU-18)はJリーグクラブの下部組織で育った。

下部組織についての詳しい内容は以下の記事を参考にしてほしい。

アカデミー | 公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
07アカデミー 『Jリーグの人材育成』~世界でもっとも人が育つリーグ~ Jリーグは、2030フットボールビジョンの達成のために、日本の中に世界水準のサッカー環境をつくろうとしています。そして特に21歳以下の選手たちが世界

 

外部からの新卒採用

Jリーグを希望する外部選手(高校生や大学生など)は、試験や公式戦がない期間を利用し、各クラブの練習に参加することが多い。いわゆる「インターンシップ」で適性やお互いの相性を確認したのち、プロ入りが決まる。

プロ野球の場合は、球団が指名権をもつため選手自身の意思で進路を選ぶことができないが、Jリーグの場合は、複数のクラブの練習に参加し、その中で自分に合うチームを自分で選択することができる。

このように、下部組織に所属せず高校(大学)卒業後にJリーグに入団する選手も数多くいる。例えば、高校卒業後に鹿島アントラーズに入団した内田篤人選手は、鹿島のほかに清水エスパルスとアルビレックス新潟からもオファーを受けていたが、練習参加の際に魅力を感じた鹿島アントラーズへの入団を決めたそうだ。

 

以上が主なJリーグクラブへの入団方法である。

続いて、Jリーグにドラフト制度がないメリットを紹介する。

 

ドラフト制度がないメリット

Jリーグでドラフト制度がないメリットはいくつかある。その例をいくつか示した。

 

  • 自前で選手を育てることができる
  • 選手とクラブが相性を見て契約を結ぶことができる
  • 自由競争だが獲得コストを抑えることができる

 

Jリーグクラブには下部組織があるので、小学生のときから自クラブで一貫した育成プログラムのもと選手育成をすることができる。また、下部組織所属の選手は間近でプロ選手を体感することができるので、常にいい見本が身近に存在する。

一般的に自由競争の下では、獲得コストが上昇する傾向がある。獲得コストとは、選手を獲得するためにかかる費用のことで、プロ野球では各球団が全国各地にスカウト網を構築しているため獲得コストが上昇している。一方、Jリーグでは、そういった獲得コストの上昇があまり見られない。

また、自由競争では「戦力の不均衡」が懸念材料であるが、Jリーグではそういった現象はあまり目立っていない。最近では、海外のスター選手を獲得しているヴィッセル神戸や昨年リーグ優勝を成し遂げた川崎フロンターレの戦力が充実している感じはあるが、Jリーグ全体に目を向けるとそこまで戦力差を感じることはない。

 

補足:プロテスト(トライアウト)

補足として、プロテスト(トライアウト)を紹介する。

JリーグクラブやJ3以下カテゴリーのJFA所属のチームは、トライアウトを実施することがある。Jリーグクラブがトライアウトを実施することはあまりないが、JFA所属のチームやJリーグを目指している地域リーグではトライアウトで選手を獲得することが多々ある。

ちなみに、元日本代表で昨年現役を引退した中村憲剛選手はテスト生として参加していた川崎フロンターレに正式に入団した。

 

中村憲剛 - Wikipedia

 

まとめ

 

以上で解説は終了です。

あまり知られていない内容もあり、少し難しかったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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