こんにちは。
2021年10月10日(日)に開催される出雲駅伝の区間エントリーが発表されました。
この記事では、区間エントリーから早稲田大学の戦略やレース展開を予想してみたいと思います。
2021年出雲駅伝の優勝予想はこちらから
早稲田大学の戦略とレース展開
早稲田大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 菖蒲敦司(2年)
- 井川龍人(3年)
- 太田直希(4年)
- 石塚陽士(1年)
- 伊藤大志(1年)
- 中谷雄飛(4年)
それでは、早稲田大学の戦略とレース展開を予想していきます。
まず1区に力のある菖蒲を配置していることから、とにかく1区で出遅れたくないという強い気持ちが見てとれます。
菖蒲は10000m28分台ランナーなので、1区からエース級を配置している他大学にもある程度勝負できます。
2区には10000m27分台のタイムを持つ井川を配置し、混戦が予想される2区を抜け出しトップで3区太田に繋げようという戦略だと思います。
早稲田大学としては2区の井川でトップに立てなければ、3区以降厳しいレース展開になると思います。
3区には10000m27分台の自己ベストを持つ太田が配置されました。
正直、3区には中谷が配置されると予想していたので太田がエントリーされたのは想定外でした。
中谷であれば他大学に先行されていても逆転できる可能性がありますが、太田の場合、なかなか厳しいと思います。
したがって、太田の特徴を生かすためにもトップで太田に渡し、逃げ切るレース展開を期待しているでしょう。
4区には1年生の石塚が配置されました。
私は当日変更で千明龍之佑が4区にエントリーするのではないかと予想しています。
千明は5000m13:31.52という記録を持っており、実力通りの走りが出来れば区間賞争いに加わると思います。
早稲田は4区終了時点でトップもしくは、トップと数秒程度なら5区で逆転もあり得ます。
したがって、4区終了時点までにどの位置にいるかで勝敗が決まってくると思います。
4区の重要性についてはこちらの記事で紹介しているので合わせてご覧ください。
5区にエントリーされた伊藤大志は1年生ながら5000m13:36.57というタイムを持っており、十分区間賞を狙える走りが出来ると思います。
もし、伊藤が区間賞を獲得し、ライバル校より前でタスキを渡すことが出来れば早稲田の優勝が近づきます。
6区はエース中谷雄飛がエントリーされました。
6区に中谷がエントリーされたのは駒澤大学の田澤や東京国際大学のイエゴン・ヴィンセントに逆転されない為であると思います。
中谷が田澤やヴィンセントを逆転することは考えにくいので、早稲田大学としては駒澤大学と東京国際大より前で6区中谷にタスキを渡したいと考えているはずです。
直近10大会の逆転優勝はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
以上でこの記事は終了です。
優勝できる戦力が揃っているだけに、今年こそは優勝したい早稲田大学。
大学駅伝3冠を達成した2010年以来の優勝を果たすことが出来るのか。