こんにちは。
2021年10月10日(日)に開催される出雲駅伝の区間エントリーが発表されました。
この記事では、区間エントリーから青山学院大学の戦略やレース展開を予想してみたいと思います。
2021年出雲駅伝の優勝予想はこちらから
青山学院大学の戦略とレース展開を予想
青山学院大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 近藤幸太郎(3年)
- 飯田貴之(4年)
- 佐藤一世(2年)
- 若林宏樹(1年)
- 目片将大(3年)
- 横田俊吾(3年)
それでは、青山学院大学の戦略とレース展開を予想してみます。
1区にエース近藤幸太郎が配置されたということから、青学は先行逃げ切りのレース展開を思い描いているでしょう。
駒澤大学、東京国際大学はそれぞれアンカーに田澤廉とイエゴン・ヴィンセントを配置している為、他大学は出来るだけ前半に勝負を決めたいと考えているはずです。
(青学と同じく先行逃げ切りを目論む早稲田大学の戦略とレース展開の予想はこちらの記事をご覧ください。)
ただし、青学としては1区にエース近藤を配置したということは区間賞は取っておきたいところです。
青学が優勝するには1区が全てと言っても過言ではないと思います。
2区はキャプテンの飯田貴之です。
私の予想では後半区間に配置されるだろうと予想していましたが、飯田は安定感があるので区間上位で走り切ると思います。
したがって、ある意味1区近藤と3区佐藤の繋ぎ区間として2区に飯田を配置したのかもしれません。
3区には駅伝にめっぽう強い佐藤がエントリーしました。
青学としては3区佐藤で優勝を確実なものにしたいと考えているはずです。
そのために、トップまたは最悪前が見える位置でタスキを渡したいところです。
4区には1年生の若林宏樹がエントリーしました。
もしかしたら当日変更で4区に西久保遼がエントリーされるかもしれません。
西久保は今シーズン好調を維持しているため、青学のジョーカー的な存在になり得る可能性があります。
5区には目片将大がエントリーしました。
先行逃げ切りを図っている青学としては5区・6区でどれだけ粘れるかが重要です。
青学が優勝するためには5区終了時点で駒澤大学・東京国際大学に1分以上差をつけておきたいところです。
6区には横田俊吾がエントリーされました。
青学としてはアンカーで逆転することは考えておらず、逃げ切ることを考えていると思います。
つまり、タスキ渡しの時点で駒澤大学や東京国際大学が前に居たら優勝は限りなく不可能に近いです。
直近10大会のアンカー逆転はこちらの記事で紹介しています。