鎌田大地と長谷部誠が所属している独ブンデスリーガのアントラハト・フランクフルト。
本記事では、アントラハト・フランクフルトの本拠地「ドイチェ・バンク・パルク」の特徴と行き方を紹介します。
ドルチェ・バンク・パルク
ドイチェ・バンク・パルクは、1925年オープンという歴史あるスタジアムですが、2006年に開催されたドイツW杯に向けて大改修が行われました。
かつては、陸上トラックが備え付けられていましたが、改修時に撤去され、座席数が大幅に増加しました。それに伴い、ピッチとスタンドの距離が近くなり、ファンの声援が届きやすくなりました。
スタジアムの改修には、ヘルタ・ベルリンの本拠地「オリンピアシュタディオン・ベルリン」の建設にも携わった建築事務所gmpとsbpが担当しました。
改修により、世界最大級の鋼ケーブル膜屋根を導入し、可動式屋根かつ明るく透明感のあるスタジアムに進化しました。
また、スタジアム中央には、プレー時間や得点が表示される巨大なビデオキューブがケーブルによって吊るされています。
ビデオキューブがスタジアム中央に吊るされているスポーツスタジアムは、世界を見渡しても稀です。
ドイチェ・バンク・パルクのデザインは世界的のも評価が高く、国際構造工学会(IABSE)の「2007 Outstanding Structure Award」を受賞しました。
ちなみに、2021‐22CL決勝の会場「スタッド・ド・フランス」は、2003年の「Outstanding Structure Award」を受賞しました。↴
▶【海外サッカー】2021‐22CL決勝の会場「スタッド・ド・フランス」を紹介
2024年にドイツで開催されるEUROでも利用される予定です。
続いて、「ドイチュ・バンク・パルク」への行き方を紹介します。
ドイチェ・バンク・パルクへの行き方
日本から「フランクフルト空港」へ直行便が運航しています。
「フランクフルト空港」から「ドイチェ・バンク・パルク」へ移動は、鉄道を利用するのがおすすめです。
鉄道を利用する場合は、ドイツ国鉄が運営している鉄道(路線番号:S8やS9)を利用しましょう。
チケットは駅構内にある券売機で購入できます。
鉄道に乗車したら、ドイチェ・バンク・パルクの最寄り駅である”Frankfurt am駅”で下車し、10分ほどで歩くとスタジアムに到着します。
なお、お急ぎの場合は、タクシー利用を検討しましょう。
また、フランクフルト市内から訪れる場合も、鉄道(路線番号:S8やS9)が便利です。
宿泊施設は予定に応じて決めるのがベストです。
翌日以降にフランクフルト市内を観光する場合は、フランクフルト市内のホテルが良いでしょうし、フランクフルトを離れる場合は、空港近くのホテルが良いでしょう。
どちらにしても、宿泊施設は豊富にあるので、あまり心配しなくても大丈夫だと思います。
滞在費を極力抑えたい場合は、様々な予約サイトの値段を一括で比較できる【ホテルズコンバインド】というサイトが便利なので利用してみるいいかもしれません。
▶【ブンデスリーガ】マインツの本拠地「Mewaアレーナ」を紹介
まとめ
鎌田大地と長谷部誠が所属しているフランクフルトは、ELで決勝に進出するなど注目を集めており、フランクフルトに興味を持っているサッカーファンは多いと思います。
フランクフルトという都市は、ドイツのハブ空港である「フランクフルト空港」があるため、観光に訪れやすい都市と言えます。
興味がある人は、是非「ドイチュ・バンク・パルク」を訪れてみてください。