2021年オフはマックス・シャーザーがニューヨーク・メッツへ移籍したり、コーリー・シーガーがテキサス・レンジャーズへ移籍したりするなど、大型契約が目立った。
そして、現在最も注目を集めているのがヒューストン・アストロズからFAとなったカルロス・コレア遊撃手だろう。
この記事では、カルロス・コレア遊撃手の移籍先を予想する。
カルロス・コレアについて
まず、カルロス・コレアとはどんな選手なのかザックリ紹介する。
カルロス・コレアは、2012年のMLBドラフト全体1位でアストロズに指名され契約を交わし、2015年にメジャーデビューを果たした。
コレアはホセ・アルトゥーベ二塁手とMLB屈指の二遊間を形成し、アストロズを強豪チームに押し上げた。
アストロズは2017年にワールドシリーズ制覇を成し遂げ、コレアは中心選手として優勝に貢献した。
ただ、のちにアストロズがサイン盗みを行っていたことが発覚し、相手チームやファンから冷ややかな目で見られ、現在もその熱は冷めていない。
そして、中心選手であったコレアには故意死球などしばしば相手チームから報復行為をされている。
ですが、強打や守備力など実力はMLB屈指であり、多くのチームが獲得に名乗りを上げている。
では、コレアの移籍先はどこになるのか予想してみる。
移籍先候補
コレアは代理人をスコット・ボラスに変更し、大型契約を狙っている。
遊撃手に限って言えば、メッツ所属のリンドーアが10年約361億円、コーリー・シーガーがレンジャーズと10年約370億円で契約した。
コレアはこのような大型契約と同等、もしくはそれ以上の大型契約を狙っているため、なかなか移籍先が決まっていない。
これほどの大型契約を結べる球団として候補が挙がるのは、ヤンキース、ドジャース、カブス、エンゼルスだ。
しかし、ドジャースにはトレイ・ターナー遊撃手がいるし、2017年ワールドシリーズの因縁が残っているため移籍はなさそうだ。
そこで、第1候補となるのがヤンキースだろう。
ヤンキースにはMLB屈指の遊撃手がおらず、中心となる遊撃手を探している。また、大型契約を結べるだけの資金もある。
以上を踏まえるとヤンキースが最も移籍先にふさわしいと言える。
その他、カブスは長年チームを支えたハビアー・バエズ遊撃手が移籍したため、MLB屈指の遊撃手を探しているはず。
また、エンゼルスはトラウトや大谷といったスターを抱えており、タイトルを獲得するための大事なピースとしてコレア獲得に名乗りを上げる可能性はある。
まとめ
以上を踏まえると、やはりヤンキース移籍が最も有力と言えるだろう。
いずれにせよ、コレアが移籍することで移籍先に大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。