すっかり正月の風物詩となった箱根駅伝。
毎年多くのドラマを生んできましたが、なかでも最も注目を集めるのが5区山登り。
今井正人や柏原竜二、神野大地といった歴代の「山の神」たちは箱根駅伝を通して一躍時の人となった。
この記事では今回の箱根駅伝で山の神になり得るであろう選手を取り上げる。
新たな「山の神」候補
それでは、今回の箱根駅伝で「山の神」になるかもしれない選手を紹介する。
まず1人目は青山学院大学の若林宏樹だ。若林はルーキーながら出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場した逸材で、入学当初から5区山登りを希望していた。青山学院大学には5区経験者の飯田貴之が控えているが、飯田を抑えてのエントリーということで期待が持てる。若林が総合優勝を決定づける走りをするのか注目だ。
青山学院大学の区間エントリーについての詳しい考察はこちらから
2人目は順天堂大学の四釜峻佑だ。四釜は今年大ブレークを遂げた3年生で、出雲駅伝・全日本大学駅伝では共にアンカー区間を好走した。四釜は5区を希望しており、長門監督も四釜にも絶大な信頼を置いている。四釜がとてつもない記録で走ることがあれば、順天堂大学としては2007年以来の総合優勝が見えてくる。
3人目は早稲田大学の伊藤大志だ。伊藤はスーパールーキーとして早稲田大学に入学したものの、駅伝では本来の走りが出来ていないが、登りを得意としているため箱根駅伝では5区にエントリーした。早稲田大学は戦力が充実しているため、5区伊藤が上手くハマれば2011年以来の総合優勝が見えてくるはずだ。
まとめ
今回の箱根駅伝5区は取り上げた選手以外にも、宮下隼人(東洋大学)、殿地琢朗(國學院大學)、細谷翔馬(帝京大学)などすでに箱根駅伝5区で実績を残している選手もエントリーしている。
今回の箱根駅伝で新たな「山の神」が誕生するのか注目だ。
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