2021年1月2日に行われた箱根駅伝では青山学院大学が圧巻の強さを見せ往路優勝を成し遂げた。
一方、優勝候補にも挙げられていた明治大学は総合17位に沈んだ。
この記事では明治大学の往路を振り返りつつ復路のレース展開を展望する。
17位に沈んだ往路
今年の明治大学は強い選手が揃い、優勝候補にも挙げられていたが、往路は苦しいレース展開となった。
例年1区で出遅れていた明治大学はエースの手嶋を1区に配置したが、区間13位で2区鈴木にタスキを渡した。流れを変ええる走りを求められていた鈴木であったが、区間16位に沈み流れを変えることが出来なかった。
3区児玉は区間14位で順位を16位に落とした。明治大学としてはこの時点で戦略が崩れただろう。
4区小澤は区間7位でまずまずの走りで順位を14位に上げたが、5区下條が区間18位で再び17位に順位を落とした。
明治大学は想定通りの走りが出来ず、総合優勝は絶望的になったがシード権獲得はまだ希望がある。
では、復路はどのようなレース展開になるのか展望する。
復路の展望
明治大学の総合優勝は厳しくなったが、シード権獲得は射程圏内である。
シード権内の10位東海大学までは3分6秒の差はあるが、明治大学は強い選手が復路にも控えているので各区間で40秒弱縮めることは可能だろう。
追いかける立場の明治大学としては6区から突っ込む必要があるが、6区がどれほど走れるのか未知数である。
ただ、6区が上手くハマればシード権獲得が大きく近づくだろう。
7区・8区・9区・10区には強い選手が揃っているだけに、巻き返しが期待できる。また、加藤大誠、富田峻平といった強いランナーが補欠に控えており、当日変更が考えられる。
明治大学の復路巻き返しに期待だ。
まとめ
往路17位と出遅れたが、復路に強い選手が揃っているので巻き返しを期待できる。
明治大学はどのようなレース展開でシード権を獲得するのか注目です。