いよいよ箱根駅伝のチームエントリーが発表されましたの、チームエントリーをもとに各大学の戦力を分析していきます。
この記事では駒澤大学の戦力を分析します。
駒澤大学の戦力分析
まず、駒澤大学のチームエントリーを見てみましょう。
(チームエントリー)
- 新矢連士(4年)
- 佃康平(4年)
- 大坪幸太(3年)
- 田澤廉(3年)
- 東山静也(3年)
- 山野力(3年)
- 青柿響(2年)
- 赤星雄斗(2年)
- 金子伊吹(2年)
- 唐沢拓海(2年)
- 白鳥哲太(2年)
- 鈴木芽吹(2年)
- 花尾恭輔(2年)
- 安原太陽(2年)
- 佐藤条二(1年)
- 篠原倖太朗(1年)
駒澤大学は主力級は順当にエントリーし盤石という感じです。
駒澤大学の懸念点と言えば、鈴木芽吹の状態がどこまで戻っているかでしょう。おそらく、出雲駅伝・全日本大学駅伝を欠場させたのは箱根駅伝に間に合わせるためという意味合いも含まれていると思います。鈴木が主要区間を走れるだけの状態に戻してこれれば、駒澤大学のオーダーがより一層厚みを増します。
また、急成長を遂げ駒澤大学のエース級に成長した唐沢拓海は、出雲駅伝では本来の走りが出来ませんでしたが、世田谷ハーフマラソンでは1時間2分45秒という好記録を残し調子が上向きなので、箱根駅伝では主要区間で勝負できそうです。
日本学生長距離界のエース田澤廉は駅伝の強さは勿論ですが、10000mで27分23秒44という日本人学生最高記録をマークし、より一層強さを増した感じがあります。加えて、大八木監督が信頼を寄せる花尾恭輔は抜群の駅伝力を誇り、箱根駅伝でも主要区間を任されるでしょう。
さらに、駒澤大学は昨年の箱根駅伝や今年の全日本大学駅伝で序盤に出遅れながら逆転優勝したという経験を持っているので、混戦が予想される今年の箱根駅伝ではこの経験が生きてくると思います。
おそらく駒澤大学は往路にエース級をつぎ込み流れを掴もうという戦略だと思いますが、1区に誰を配置するのか悩みどころでしょう。1区には順天堂大学の三浦龍司が出走することが濃厚であり、三浦のレースプランによってレース展開が大きく左右するため、エース級を持っていくのかスパート勝負に強い選手を持っていくのか難しい判断が求められます。
復路勝負にもつれると選手層が厚い青山学院大学に分があると思うので、駒澤大学としては田澤や鈴木など強力なエースを往路につぎ込み、先行逃げ切りを目論んでいるでしょう。
まとめ
以上でこの記事は終了です。
今年の箱根駅伝は大混戦が予想されているので、監督の戦略が重要になってくると思います。
駒澤大学の大八木監督はどのような戦略でオーダーを組んでくるのか注目です。