【第98回箱根駅伝】総合2位の順天堂大学!来季こそ総合優勝への期待

第98回箱根駅伝は青山学院大学の総合優勝で幕を閉じた。

今大会は大混戦となり、東海大学や早稲田大学、明治大学など名門校がシード権を逃す結果となったが、順天堂大学や中央大学が上位でフィニッシュし古豪復活ののろしをあげた。

この記事では、順天堂大学のレースを振り返ると共に来期以降の展望をする。

 

堂々の総合2位

レース前は優勝候補にも挙げられていた順天堂大学は、総合2位という堂々の結果を残した。

往路では1区区間18位、2区区間11位で2区終了時点では総合17位であった順天堂大学が往路5位、総合2位という結果を残したことは賞賛されるべきだ。

ただ、総合2位という結果を残せる実力を考えると1区18位はどうしても悔いが残るが、改めて振り返ると、9区を走った野村優作が本調子でなかったため三浦を2区に起用したのではないかと考えられる。

タラレバになってしまうが、1区三浦、2区野村というオーダーであればどうなっていたのか想像が膨らむ。

順天堂大学の区間配置についての考察はこちらから

とは言うものの、3区伊豫田達弥、4区石井一希、5区四釜峻佑が猛烈な追い上げを見せ往路5位に入れたことは来期以降に期待が持てる。

復路では4年生の活躍が目立ち、6区牧瀬圭斗、8区津田将希が共に区間賞を獲得し、総合2位の立役者となった。

総合2位という結果は古豪復活の軌跡となるだろう。

 

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来季こそ総合優勝への期待

今年の箱根駅伝は総合2位でフィニッシュし、古豪復活を予感させた。

順天堂大学には三浦龍司という絶対的エースが君臨するが、実は3年生に強い選手が揃っている、

したがって、来期に最も総合優勝に近づくだろう。

現時点で予想するのは時期尚早ではあるが、1区三浦、2区野村、3区伊豫田、4区石井、5区四釜というオーダーは往路優勝を成し遂げられる可能性を十分秘めている。

加えて、西澤侑真や平駿介などを復路に回し逃げ切ることが出来れば、総合優勝が見えてくる。

順天堂大学は強い4年生が抜ける来期に総合優勝を果たせないと再び優勝争いから遠ざかってしまうと思うので、来季こそ優勝を狙ってくるだろう。

そして、総合優勝を成し遂げるだけの戦力は揃っている。

 

まとめ

近年苦しんでいた順天堂大学ですが、今年の箱根駅伝では総合2位に入り古豪復活の兆しを見せた。

来期はチームを支えてきた3年生が最上級生となり、総合優勝を目指せるチームであることは間違いない。

今後の順天堂大学に注目だ。

 

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