2022年1月2日に箱根駅伝が行われ、青山学院大学が往路優勝を成し遂げた。
優勝候補に挙げられていた順天堂大学は1区で大きく出遅れながらも、往路5位まで巻き返した。
この記事では順天堂大学の往路を振り返る。
1区で出遅れながら往路5位
順天堂大学は順天堂大学は充実した戦力を誇り、優勝候補のひとつであったが往路ではやや苦しいレース展開となった。
1区にエントリーされた平はハイペースで推移していた集団についていくことが出来ず区間18位で2区三浦にタスキを渡した。三浦は後方から追いついてきた藤本(日体大)と並走しながら前を追ったが、区間11位というやや物足りないレース結果となった。
しかし、3区伊豫田が区間3位の走り18位で受けとったタスキを10位まで押し上げ、チームの悪い流れを断ち切った。4区石井も区間2位の走りで7位まで順位を押し上げた。
大きな期待を寄せられていた5区四釜は区間5位の走りで順位を5位まで上げフィニッシュした。
1区18位と出遅れながら往路5位まで押し上げたのでやはり自力があった。
2位帝京大学までは射程圏内なので、復路で総合2位に食い込めるか注目だ。
2区三浦の起用は夢はあるが…
今年の順天堂大学は充実した戦力を持ち、優勝候補の一つに挙げられていた。
その中でもっとの注目を集めていたのは、東京オリンピック3000mSCで入賞を果たした三浦龍司の起用法である。大方の予想は1区に起用するものであったが、全日本大学駅伝では2区を走り、箱根駅伝でも2区を走るのではないかという推測が飛び交った。
結果的に2区に起用されたが区間11位で本来の走りが出来なかった。
コンディション調整不足や後方でのレース展開などさまざまな要因が考えられるが、やはり物足りなさを感じた。
タラレバになってしまうが、1区を走っていたら吉居を競っていたのではないか…などと考えるとどこかもどかしくなってしまう。
いずれにしても三浦はポテンシャルが凄まじいので次回以降に期待したい。
まとめ
順天堂大学は1区で出遅れながら往路5位という結果は賞賛すべき結果ではないだろうか。
往路2位の帝京大学までは復路で逆転可能だと思うので注目だ。