【第98回箱根駅伝2022】青山学院大学の区間エントリーを予想!

出雲駅伝・全日本大学駅伝が終わり、残るは箱根駅伝のみになりました。

そこで現時点で考えられる各校の区間エントリー予想と戦力分析をしていきます。

今回は2年ぶりの総合優勝を狙う青山学院大学です。

2022年箱根駅伝の総合順位予想はこちらから

 

青山学院大学のチームエントリー

まず、12月10日(金)に発表されたチームエントリーを見てみましょう。

 

(チームエントリー)

  • 飯田貴之(4年)
  • 髙橋勇輝(4年)
  • 湯原慶吾(4年)
  • 岸本大紀(3年)
  • 近藤幸太郎(3年)
  • 関口雄大(3年)
  • 中倉啓敦(3年)
  • 中村唯翔(3年)
  • 西久保遼(3年)
  • 宮坂大器(3年)
  • 横田俊吾(3年)
  • 佐藤一世(2年)
  • 志貴勇斗(2年)
  • 太田蒼生(1年)
  • 田中悠登(1年)
  • 若林宏樹(1年)

 

青山学院大学の区間エントリーをもとにした戦略と当日変更の考察はこちらの記事

 

青山学院大学の戦力分析はこちらから

続いて、上記のチームエントリーをもとに区間エントリーを予想していきます

 

 

青山学院大学の区間エントリーを予想

早速、青山学院大学の区間エントリーを予想していきます。

 

(区間エントリー予想)

1区:志貴勇斗(2年)

2区:岸本大紀(3年)

3区:近藤幸太郎(3年)

4区:佐藤一世(2年)

5区:飯田貴之(4年)

6区:髙橋勇輝(4年)

7区:中村唯翔(3年)

8区:若林宏樹(1年)

9区:西久保遼(3年)

10区:横田俊吾(3年)

 

私は上記のように予想しました。

 

1区は志貴が配置されると予想しました。志貴は全日本大学駅伝1区区間4位で好走しているため、箱根駅伝でも1区を任される可能性があります。おそらく今年の1区は高速レースにならないと推測しているので三浦龍司などが中心となりラスト勝負になるのではないでしょうか。そう言った意味でエース級を配置する可能性は低いと思います。

 

2区は岸本が配置されると予想しました。岸本は昨年の怪我の影響で駅伝に出場していませんでしたが、復帰戦となった今年の全日本大学駅伝では3区で日本人トップの好走を見せ、完全復活を遂げました。現時点の青山学院大学のエースは近藤ですが、岸本は2区を走り好走した実績があるので、今年は2区に岸本が配置されるのではないでしょうか。もし、岸本が日本人トップ争いの走りをすることが出来れば往路優勝の可能性が出てきます。

 

3区は近藤が配置されると予想しました。近藤は青山学院大学のエースであり、全日本大学駅伝では7区を走り学生長距離界のエース田澤と互角の走りを見せ、区間2位で走り切りました。岸本が2区を走れそうなので、2区岸本・3区近藤トップ争いを繰り広げるのではないでしょうか。また、1区で出遅れたとしても2区・3区で巻き返しがきく布陣となっています。

 

4区は佐藤が配置されると予想しました。佐藤は青山学院大学の準エースであり、駅伝では圧倒的な安定感があります。昨年の箱根駅伝では4区を走り区間4位と思い通りの走りが出来ませんでしたが、今年は区間賞を狙っているはずです。青山学院大学2区岸本・3区近藤・4区佐藤の並びは爆発力があり、独走態勢に入る可能性があります。

 

5区は飯田が配置されると予想しました。飯田は2年次に5区を走り区間2位の好走を見せている為、今年も5区を走る可能性は十分にあります。ですが、距離変更に伴い5区の重要性が低下したため、走力のある飯田を復路に配置する可能性もあります。この辺は監督の戦略次第なので、どのような戦略を立てるのか注目です。

距離変更に伴うレースへの影響については以下の本をご覧になってみてください。

新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図 (角川新書)

 

6区は髙橋が配置されると予想しました。髙橋は昨年の箱根駅伝6区で区間3位で走っているので、今年も区間賞争いの走りが出来ると思います。また、今年は全日本大学駅伝4区で区間賞を獲得し走力を証明したので、山を下り切った後のラスト3キロの平坦を粘り切れるのではないでしょうか。

 

7区は中村が配置されると予想しました。中村は昨年の箱根駅伝で2区を走った実力者ですが、今年の全日本大学駅伝では2区区間14位とブレーキを起こしてしまいました。実力だけを見ると箱根駅伝を走る可能性はありますが、調子が上がらない場合は別の選手が走るでしょう。候補としては湯原や田中が挙げられます。

 

8区は若林が配置されると予想しました。若林は1年生ながら出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場しており、原監督から期待されている存在でしょう。全日本大学駅伝では6区でブレーキを起こしてしまいましたので、もしかしたら調子を判断して外される可能性もあります。あるいはハーフマラソンで結果を残している田中が走る可能性も十分あると思います。

 

9区は西久保が配置されると予想しました。西久保は大学駅伝の出場経験はありませんが、ハーフマラソンの自己ベストは1時間2分30秒であり、実力が備わっています。9区は復路のエース区間とされており、各校準エース級の選手が配置されますが、西久保の実力であれば区間賞争いに食い込む可能性が十分あります。

 

10区は横田が配置されると予想しました。横田は出雲駅伝のアンカーで順位を2つ挙げ総合2位の立役者になりました。横田はスピードがあるタイプではありませんが、粘りの走りをすることが出来るので、日差しが強くなる10区でも好走できるのではないでしょうか。もしかしたら、優勝争いが終盤までもつれて ラスト勝負になる可能性を考慮して、スピードのある湯原や中倉を10区に配置する可能性もあります。

 

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まとめ

以上でこの記事は終了です。

青山学院大学は例年通り選手層が充実しているので、優勝候補に挙げられます。

ただし、全日本大学駅伝ではブレーキが起こってしまったので、箱根駅伝ではどのような戦略でどの選手を使ってくるのか、原監督の手腕に注目です。

 

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