11月5日(金)に全日本大学駅伝に出場する各校の区間エントリーが発表されました。
予想外の配置もありましたが、それらを含めて2021年全日本大学駅伝の順位予想をしていきます。
順位予想
早速順位予想していきます。
1位 早稲田大学
2位 明治大学
3位 青山学院大学
4位 駒澤大学
5位 東京国際大学
1位から5位まではこのような予想をしました。
区間エントリー前の順位予想では明治大学と青山学院大学を優勝候補にあげましたが(詳しくはこちらの記事をご覧ください)、区間エントリーを見てみると早稲田大学が良いオーダーを組んできたなと感じました。
それでは、以下でどうしてこのような順位予想になったのか解説します。
1位 早稲田大学
早稲田大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 伊藤大志(1年)
- 井川龍人(3年)
- 中谷雄飛(4年)
- 安田博登(3年)
- 諸富湧(1年)
- 佐藤航希(2年)
- 鈴木創士(3年)
- 山口賢助(4年)
補員:太田直希(4年)、室伏祐吾(4年)、菖蒲敦司(2年)、辻文哉(2年)、石塚陽士(1年)
早稲田大学は7区の鈴木創士の状態が不安ですが、十分に優勝できる戦力は揃っています。
出雲駅伝では本来の走りが出来なかった伊藤ですが、1区で持ち前のスピードを発揮し、区間上位でタスキを繋ぐことが出来れば、昨年のような独走態勢を築けるかもしれません。
おそらく、太田が4区、菖蒲が5区、石塚が6区に当日変更されるのではないでしょうか。
前半で2~4区でトップに立つことが出来れば、3冠を達成した2010年以来の優勝が見えてくるでしょう。
早稲田大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください
2位 明治大学
明治大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 手嶋杏丞(4年)
- 新谷絋之介(1年)
- 杉彩文海(2年)
- 小澤大輝(3年)
- 尾崎健斗(1年)
- 杉本龍陽(3年)
- 橋本大輝(4年)
- 加藤大誠(3年)
補員:鈴木聖人(4年)、漆畑瑠人(3年)、富田峻平(3年)、児玉真輝(2年)、甲斐涼介(1年)
明治大学は早稲田大学と同じく、万全のメンバーが揃っている印象です。
私は、児玉が1区で鈴木がアンカーに予想しましたが、3区に鈴木、6区に児玉がエントリーするのではないかと予想しています。
明治大学は箱根駅伝予選会の疲れがどのように影響するのか心配ですが、優勝する可能性は十分あると思います。
明治大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください
3位 青山学院大学
青山学院大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 志貴勇斗(2年)
- 中村唯翔(3年)
- 岸本大紀(3年)
- 高橋勇輝(4年)
- 佐藤一世(2年)
- 西久保遼(3年)
- 横田俊吾(3年)
- 飯田貴之(4年)
補員:近藤幸太郎(3年)、関口雄大(3年)、鈴木竜太郎(2年)、田中悠登(1年)、若林宏樹(1年)
青山学院大学も優勝できるメンバーが揃っていると思います。
出雲駅伝は出走しなかった中村と岸本がどのような状態なのか不透明ですが、以前のような走りが出来れば優勝する可能性は十分あると思います。
近藤幸太郎は2~4区のどれかに当日変更されるのではないでしょうか。
青山学院大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください
4位 駒澤大学
駒澤大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 佐藤条二(1年)
- 円健介(3年)
- 中島隆太(3年)
- 赤星雄斗(2年)
- 東山静也(3年)
- 安原太陽(2年)
- 田澤廉(3年)
- 花尾恭輔(2年)
補員:佃康平(4年)、青柿響(2年)、赤津勇進(2年)、唐沢拓海(2年)、白鳥哲汰(2年)
駒澤大学は大エースの田澤廉がアンカーではなく7区にエントリーされたということは、おそらく序盤で出遅れても7区で優勝争いに食い込み、アンカー花尾で競り勝とうという戦略であると思います。
駒澤大学は2大エースの鈴木芽吹が怪我の影響で登録メンバーから外れたので、出雲駅伝と同様に厳しい展開になると予想します。
しかし、7区と8区に実績がある田澤と花尾が控えているので、後半徐々に順位を上げてくると思いますが優勝は厳しいのではないでしょうか。
駒澤大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください
5位 東京国際大学
東京国際大学の区間エントリーは以下の通りです。
- 佐藤榛紀(1年)
- 山谷昌也(3年)
- 三浦瞭太郎(4年)
- 白井勇佑(1年)
- 生田琉海(2年)
- 奥村辰徳(3年)
- 野沢巧理(4年)
- 宗像聖(3年)
補員:イエゴン・ヴィンセント(3年)、ルカ・ムセンビ(3年)、丹所健(3年)、堀畑佳吾(3年)、富永昌輝(1年)
東京国際大学は出雲駅伝で優勝を果たしているので勢いに乗っていますが、やや選手層に不安があります。
補員の丹所健は怪我の状態が心配ですが3区に当日エントリーされるのではないでしょうか。
留学生は順当にいけばヴィンセントがアンカーを走るでしょう。
東京国際大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください
まとめ
以上でこの記事は終了です。
各校の区間エントリーが発表され、戦略が見え隠れしましたが今年はどの大学が全日本大学駅伝を制すのでしょうか。
個人的には早稲田大学と明治大学が優勝争いをするのではないかと予想しています。