2021年11月7日(日)に全日本大学駅伝が開催されます。
開催に先立ち各大学が登録メンバーを発表し始めましたので、登録メンバーをもとに区間エントリーを予想していきます。
この記事では大学駅伝3冠を成し遂げた2010年以来の優勝を狙う早稲田大学の区間エントリーを予想します。
区間エントリー発表後の順位予想はこちらから
早稲田大学の登録メンバー
まず、早稲田大学の登録メンバーはこちらです。
(登録メンバー/10000m自己ベスト)
- 千明龍之佑(4年)29:00.57
- 太田直希(4年)27:55.59
- 中谷雄飛(4年)27:54.06
- 山口賢助(4年)28:20.40
- 河合陽平(4年)29:33.10
- 室伏祐吾(4年)29:04.18
- 井川龍人(3年)27:59.74
- 鈴木創士(3年)28:40.24
- 安田博登(3年)29:49.85
- 佐藤航希(2年)29:42.98
- 菖蒲敦司(2年)28:58.10
- 辻文哉(2年)28:54.74
- 諸富湧(2年)14:07.20※
- 栁本匡哉(2年)29:17.37
- 石塚陽士(1年)13:55.39
- 伊藤大志(1年)29:42.24
早稲田大学は中谷や太田など主力が順当にエントリーされており、優勝を狙える戦力が揃っています。
出雲駅伝では優勝候補に挙げられながら総合6位に沈んだため全日本大学駅伝にかける思いは強いでしょう。
相楽監督はどのように区間配置してくるのでしょうか。
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区間エントリーを予想
それでは、早稲田大学の区間エントリーを予想していきます。
(区間エントリー予想)
- 辻文哉(2年)
- 井川龍人(3年)
- 中谷雄飛(4年)
- 菖蒲敦司(2年)
- 石塚陽士(1年)
- 伊藤大志(1年)
- 太田直希(4年)
- 山口賢助(4年)
私は上記のように予想しましたので、それぞれの区間について軽く解説します。
1区は昨年の全日本大学駅伝で1区6位と好走した辻が走ると予想しました。辻は直近の記録会で10000mで自己ベストを更新し好調をキープしているので、この調子でいけば1区で区間賞争いに食い込むかもしれません。
2区は昨年の全日本大学駅伝で2区区間5位の井川が走るのではないでしょうか。出雲駅伝では力を出し切れなかったと思うので、全日本大学駅伝では区間賞を期待しています。早稲田大学としては2区井川で先頭争いに加わりたいところです。
3区はエース中谷が走るのではないでしょうか。出雲駅伝ではアンカーを走りましたが、本来の走りが出来ず順位を落としてしまいました。中谷はアンカーよりも前半区間の方が持ち味を発揮できると思うので昨年同様3区が良いと思います。早稲田大学が優勝するには3区終了時点でトップに立っていないと厳しいかもしれません。
4区は出雲駅伝1区2位の菖蒲が走ると予想しました。鈴木が万全なら7区鈴木で4区に太田を起用する可能性がありましたが、鈴木の状態があまり良さそうではないので4区に菖蒲を配置するのではないでしょうか。菖蒲は出雲駅伝と同様に1区を走る可能性もありますが。
5区は1年生ながら出雲駅伝で4区区間賞を獲得した石塚が走るのではないでしょうか。前回は4区終了時点ではトップを独走していましたが5区6区で徐々に差を詰められ逆転されたので、今年は5区6区の粘りが重要になってくると思います。
6区はスーパールーキー伊藤が走るのではないでしょうか。出雲駅伝では風の影響もあり思うような走りが出来ませんでしたが、本来の走りが出来れば区間賞を獲得できる実力を兼ね備えています。出雲駅伝の悔しさをぶつける走りを期待したいです。
7区はエース太田が走るのではないでしょうか。太田は4区やアンカーに起用される可能性もありますが、7区で淡々と走るほうが本来の走りが出来ると思います。早稲田大学が優勝するには7区終了時点でトップに立っていることが絶対条件でしょう。
8区は昨年の全日本大学駅伝でも8区を走った山口が走るのではないでしょうか。山口は直近の記録会で10000m28分台をマーク好調を維持している為、区間上位で走れると思います。
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まとめ
以上でこの記事は終了です。
今年の早稲田大学は戦力が充実しており優勝候補の一角とされています。
2010年ぶりの優勝を狙う早稲田大学はどのように区間配置してくるのか注目です。