2021年11月7日(日)に開催される全日本大学駅伝に出場する各大学の登録メンバーが続々と発表され始めました。
この記事では青山学院大学の登録メンバーをもとに区間エントリーを予想してみます。
東洋大学の区間エントリー予想はこちらの記事をご覧ください。
青山学院大学の登録メンバー
青山学院大学の登録メンバーは以下の通りです。
(登録メンバー/10000m自己ベスト)
- 飯田貴之(4年)/28:49,45
- 髙橋勇輝(4年)/28:58,28
- 岸本大紀(3年)/28:32.33
- 近藤幸太郎(3年)/28:10.50
- 関口雄大(3年)/28:56.09
- 中倉啓敦(3年)/28:56.13
- 中村唯翔(3年)/28:45.92
- 西久保遼(3年)/28:21.39
- 目片将大(3年)/28:57.61
- 横田俊吾(3年)/29:03.99
- 佐藤一世(2年)/28:50.56
- 志貴勇斗(2年)/29:01.62
- 鈴木竜太朗(2年)/29:47.15
- 太田蒼生(1年)/29:12.09
- 田中悠登(1年)/13:56.25※
- 若林宏樹(1年)/13:41.32※
青山学院大学の登録メンバーは、岸本や中村の状態が心配ではありますが主力選手が順当にエントリーされています。
登録メンバーだけを見ると十分優勝を狙える戦力だなと思います。
それでは、登録メンバーをもとに区間エントリーを予想していきましょう。
区間エントリー予想
青山学院大学は駒澤大学や東京国際大学に比べると絶対的なエースがいないので、アンカー勝負には持ち込みたくないでしょう。また、直近2大会はいずれも7区でトップに立ちましたが最終区で逆転されてしましました。
(全日本大学駅伝の直近5大会で起こったアンカー逆転劇はこちらの記事で紹介してます。)
このことを踏まえて以下のような区間エントリーを予想しました。
(区間エントリー予想)
- 高橋勇輝
- 岸本大紀
- 佐藤一世
- 中村唯翔
- 飯田貴之
- 若林宏樹
- 近藤幸太郎
- 西久保遼
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今年の1区はゆったりとしたペースで推移し、後半からペースを上げる選手が出てくると予想します。そこで、1区に予想した髙橋はスピードは勿論ですが10000m28分台を持っているので、速いレース展開でも対応できます。個人的な意見ですが、1区で佐藤一世を見てみたい気持ちもありますが。
2区は1年生の時に箱根駅伝を沸かせた岸本が走るのではないかと思っています。岸本の状態がどれほど戻っているのか分かりませんが、岸本が区間上位で走ることが出来ると青学に流れを引き寄せることが出来ます。復活した岸本の走りを見てみたいですね。
3区には青学のエースとなった佐藤を予想しました。青学は佐藤でトップに立ちたいと考えてるはずなので、3区終了時点でどの位置にいるかが非常に重要になってくると思います。もしかしたら、3区にエース近藤を配置してくる可能性もありますが。
4区は昨年の箱根駅伝で花の2区を走った中村が走るのではないかと予想しました。中村も状態が心配ですが、登録メンバーに入ったので走る可能性は十分あります。中村が本来の走りをすることが出来れば優勝に大きく近づくと思います。
5区には主将の飯田が走るのではないでしょうか。飯田は距離が長い7区や8区を走る可能性はありますが、一昨年の全日本大学駅伝8区で逆転された苦い経験があるので、繋ぎ区間を任せられるのではないでしょうか。個人的には、飯田のポテンシャルを考えると7区8区を走らせたいところですが。
6区には1年生の若林を抜擢するのではないでしょうか。出雲駅伝では1年生唯一の出走で思うような走りはできませんでしたが、全日本大学駅伝での挽回を期待したいです。出雲駅伝で起用されたということは原監督に期待されているでしょうし。
7区はエースの近藤が走ると予想しました。近年の青学は7区にエース級を配置し首位に立っているので、原監督は7区を重要区間と捉えているのではないでしょうか。近藤を8区に配置することは考えられますが、田澤廉やイエゴン・ヴィンセントに挑むのは得策ではないでしょう。
8区には今季から台頭してきた西久保が配置されるのではないでしょうか。青学が優勝するためには8区にタスキが渡るまでに最低限トップに立っている必要があります。さらに、強力なアンカーを要する駒澤大学と東京国際大学には2分以上差をつけておきたいところです。
(東京国際大学の区間エントリー予想はこちらから)
上記の通り、青山学院大学が優勝するためには先行逃げ切りが得策だと思います。
明治大学の区間エントリー予想はこちらから
早稲田大学の区間エントリー予想はこちらから
駒澤大学の区間エントリー予想はこちらから
まとめ
以上でこの記事は終了です。
優勝候補の大本命は東京国際大学と駒澤大学ですが、登録メンバーを見ると青山学院大学も優勝の可能性が十分あります。
原監督はどのような戦略で選手を配置するのか注目です。
過去に3年生以下のチームで優勝した大学についてはこちらの記事で紹介しています。